推奨設定プリセット
設定値の出発点。プロバイダー契約、データ分類、実行環境に合わせて調整する。
承認モード(approvals.mode)の既定は smart、承認タイムアウト(approvals.timeout)の既定は 300 秒、推論表示(display.show_reasoning)の既定はオン。以下のプリセットはこの既定を前提に書いている。詳細は 安全性 と チャット を参照。
標準ローカル開発
Section titled “標準ローカル開発”| 項目 | 推奨 |
|---|---|
| モデル | ツール呼び出し対応のメインモデル |
| 補助モデル | すべてメイン |
| コンテキストウィンドウ | 自動 |
| 画像添付 | auto |
| コード実行モード | project |
| 永続シェル | オン |
| 承認モード | smart(既定) |
| シークレットを伏せる | オン |
| プライベート URL | オフ。localhost 利用時だけ必要範囲でオン |
| ファイルチェックポイント | オン |
| メモリ | オン |
| コンテキストエンジン | compressor |
| 音声 | STT local、TTS edge |
| 実行バックエンド | local |
| ゲートウェイ | ローカル |
| ツール表示 | プロダクト。診断時だけテクニカル |
承認モードは既定で smart。フラグ付きコマンドを LLM レビュアーが 1 回ごとに審査し、低リスクだけ自動承認する。全件を自分で確認したい場合だけ manual に変える(承認モード)。
機密データ優先
Section titled “機密データ優先”| 項目 | 推奨 |
|---|---|
| プロバイダー | 契約・保存方針を確認済みの接続だけ |
| フォールバック | 未設定、または同等のデータ条件を持つ接続 |
| 承認モード | manual を明示設定(既定は smart) |
| 無条件拒否ルール | approvals.deny に絶対禁止コマンドをグロブで定義 |
| コード実行モード | strict |
| 実行バックエンド | 隔離された Docker / SSH 等 |
| 環境変数の引き継ぎ | 必要最小限 |
| シークレットを伏せる | オン |
| プライベート URL | オフ |
| 永続メモリ | データ分類に応じてオフ |
| ユーザープロファイル | 共有端末ならオフ |
| クラウドブラウザー | 使用しない |
| Langfuse | 収集許可がない限り未設定 |
| MCP | tools.include で最小化 |
既定は smart(LLM レビュアーによる自動承認)のため、全件を人が確認する方針では manual の明示設定が必要になる。あわせて ~/.hermes/config.yaml の approvals.deny に「絶対に実行させないコマンド」を fnmatch グロブで定義しておくと、承認モードの設定ミスや --yolo でも越えられない一線を引ける。書式と評価順序は 無条件拒否ルール を参照。
自動化・長時間タスク
Section titled “自動化・長時間タスク”| 項目 | 推奨 |
|---|---|
| 承認モード | 既定の smart を基本にする。off は下記の条件が揃う場合だけ |
| 無条件拒否ルール | smart / off のどちらでも approvals.deny を併用 |
| 承認タイムアウト | 300秒(既定のまま) |
| 最大エージェントステップ | 60~90 |
| API 再試行 | 3 |
| サブエージェント並列数 | 2~3 |
| サブエージェントタイムアウト | 600秒 |
| ファイルチェックポイント | オン |
| フォールバック | 別プロバイダーを1~2個 |
| コンテキスト圧縮 | オン |
smart では、フラグ付きコマンドを LLM レビュアーが 1 回ごとに審査し、判定できないコマンドは人への手動プロンプトへエスカレーションする。承認待ちはタイムアウト(既定 300 秒)で拒否側に倒れる(フェイルクローズ)ため、無人実行では「レビュアーが自動判定できないコマンドは失敗する」前提でタスクを設計する。
approvals.mode=off は、使い捨てサンドボックス、最小資格情報、限定ネットワーク、成果物レビューが揃う場合だけ検討する。smart と off のどちらで運用する場合も、approvals.deny に絶対禁止コマンド(force push やパイプ経由のスクリプト実行など)をグロブで定義しておく。approvals.deny は off や --yolo よりも先に評価され、一致したコマンドを無条件でブロックする。
- タイトル生成、ウェブ抽出、圧縮などの補助モデルを小型モデルへ分離する。
- フォールバックを多数登録しない。
- サブエージェント並列数を抑える。
- 推論強度は空欄、
low、mediumから試す。max/ultra(画面表示は「最大」「ウルトラ」)は推論トークンの消費と待ち時間が増えるため、低コスト用途では使わない。 - 音声はローカル STT と Edge TTS を使う。
- コンテキスト予算を必要以上に増やさない。
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