バージョンと調査根拠
| 項目 | 値 |
|---|---|
| 製品 | Hermes Desktop |
| アプリバージョン | v0.19.0 |
| リリースタグ | v2026.7.20(実機は main がこのタグより先行。監査時点で 191 コミット) |
| バージョン定義 | hermes_cli/__init__.py の __version__ = "0.19.0" |
| ブランチ | main |
| コミット短縮 ID | 967e078a |
| コミット完全 ID | 967e078ae46e6e748cc2ca36a88e0d0146904f7a |
| 監査日 | 2026-07-22(差分監査) |
| UI | 日本語 |
| OS | macOS |
v0.19.0 監査(2026-07-22)の方法と範囲
Section titled “v0.19.0 監査(2026-07-22)の方法と範囲”2026-07-20 に v0.19.0(タグ v2026.7.20、コードネーム「The Quicksilver Release」)が正式リリースされた。今回の監査は、前回監査(v0.18.0、コミット 676236bb、2026-07-02)との差分監査である。実機のソースチェックアウト(~/.hermes/hermes-agent、コミット 967e078a)に対して次を実施した。
- バージョン・コミットの確定: ソースチェックアウトの git で HEAD が
967e078aであること、リリースタグv2026.7.20(タグ先コミット3ef6bbd2)が HEAD の祖先で、実機 main がタグより 191 コミット先行していることを確認した。アプリバージョンはhermes_cli/__init__.pyの__version__ = "0.19.0"で確定した。 - 差分監査の範囲:
git diff 676236bb..967e078aを、デスクトップ設定ソース(apps/desktop/src/app/settings/)と日本語翻訳(i18n/ja.ts)に絞って照合した。あわせて公式ドキュメントと公式リリースノート(v2026.7.20)を参照した。 - 既定値の取得方法(今回の変更点): 今回はバックエンド既定値 API(
/api/config/defaults)のライブ取得ができなかった。hermes_cli/web_server.py6183 行のget_defaultsがDEFAULT_CONFIGをそのまま返す実装であることを根拠に、hermes_cli/config.py998 行のDEFAULT_CONFIGを AST で安全に評価して JSON 化した値を既定値の正とし、前回取得値と機械比較した。API 応答と同一内容になるが、ライブ取得ではない点に注意。 - 設定画面構成の監査結果: 設定サイドバーは 15 画面から 17 画面に変わった。「請求」「キーボードショートカット」「Plugins」(日本語 UI でも英語ラベルのまま)の 3 画面が追加され、「MCP」は設定画面から「スキルとツール」ページ(Capabilities、
/skillsの「MCP」タブ)へ移動した。17 画面の内訳は、8 つの設定セクション(モデル、チャット、外観、ワークスペース、安全性、メモリとコンテキスト、音声、詳細)と 9 つの独立画面(通知、請求、プロバイダー、ゲートウェイ、キーボードショートカット、ツールとキー、Plugins、アーカイブ済みチャット、情報)である。旧/settings?tab=mcpのディープリンクは新しい場所へリダイレクトされる。
今回の監査はソース差分と既定値の機械比較に基づく。実機 GUI の全画面スクリーンショット採取(Computer Use 含む)は実施していない。
v0.18.0 監査(2026-07-02)の方法と範囲
Section titled “v0.18.0 監査(2026-07-02)の方法と範囲”実機(起動中の Hermes Desktop v0.18.0、コミット 676236bb)に対して次を実施した。
- バージョン・コミットの確定: 実機のソースチェックアウト(
~/.hermes/hermes-agent)の git とhermes --versionの出力で照合した。 - 製品既定値の再取得: 実行中バックエンドの
/api/config/defaultsを再取得し、moa・vertex・goals・compression.in_place・display.reasoning_full・agent.verify_on_stopなど v0.18 の新設定セクションを確認した。 - 設定画面ソースの照合: 前回監査コミット
857d024との差分を、実機と同一コミット676236bbのデスクトップソース(apps/desktop/src/app/settings/)と日本語翻訳(i18n/ja.ts)で確認した。設定サイドバーの画面構成は 15 画面のまま変化なし。 - スラッシュコマンドの照合: コマンドレジストリ(
hermes_cli/commands.py)と公式ドキュメントで/journey・/goal waitなどを確認した。 - 実機スクリーンショットの照合: 変更のあった主要画面のスクリーンショット(設定サイドバー全 15 項目、プロバイダーのアカウント一覧、外観の全体、モデルの MoA セクションとモデルドロップダウン、情報、メモリとコンテキストの Hindsight / Honcho 選択時、チャットサイドバー)を採取し、画面ラベル・既定値・並びを本文へ反映した。この照合で「Google Vertex AI はカタログに存在するがアカウント画面には表示されない」「アカウント候補は 9 件」を確定した。
前回(2026-06-20)のような Computer Use による全画面のアクセシビリティツリー採取は繰り返していない。変更のなかった画面(チャット・ワークスペース・安全性・音声・詳細・通知・ゲートウェイ・ツールとキー・MCP・アーカイブ済みチャット)の項目表は、同一コミットソースで差分がないことを確認したうえで v0.17.0 実機採取の記録を維持している。
下の「実画面監査」「既定値監査」の節は、項目表の土台になった 2026-06-20(v0.17.0、コミット 857d024)時点の全画面監査の記録である。
情報源の優先順位
Section titled “情報源の優先順位”- 起動中アプリの設定画面
- 起動中バックエンドが返す設定既定値・スキーマ・環境変数カタログ
- 対象ビルドと同じコミット(現在は
967e078a)のデスクトップソースと日本語翻訳 - 同じチェックアウトに含まれる公式ドキュメント
- 公式 Web ドキュメントと GitHub Releases
実画面と一般ドキュメントが矛盾した場合は、対象ビルドの実画面とソースを優先した。
ステータスバーの (+1) は、更新ステータスの behind、つまり更新先ブランチから遅れているコミット数を付加した表示。ビルド番号ではなく変動値なので、文書の対象バージョンには含めない。
実画面監査(v0.17 初版時)
Section titled “実画面監査(v0.17 初版時)”初版(v0.17、2026-06-20 基準)では Computer Use で設定サイドバーを上から順に開き、当時の15画面(v0.17 で追加された「通知」を含む。通知の日本語 UI ラベルは要再確認)、プロバイダーの2サブメニュー、ツールとキーの2サブメニューを確認した。v0.19.0 時点の画面構成(17画面)は上記「v0.19.0 監査(2026-07-22)の方法と範囲」を参照。入力欄、トグル、保存ボタンは操作せず、画面表示とアクセシビリティツリーだけを採取した。
「ツールとキー」は実行中バックエンドの環境変数カタログとも照合した。画面側は内部キー末尾の _API_KEY、_TOKEN、_KEY を省略するため、GATEWAY_PROXY_KEY が GATEWAY PROXY と表示される。この変換を全36行へ適用し、対照表へ記録した。
- 設定 API 系は
hermes_cli.config.DEFAULT_CONFIGと/api/config/defaultsの返却経路を照合した。 - 外観はテーマ、カラーモード、ツール表示の
localStorage読み込み時フォールバックを確認した。 - プロバイダーとツールの資格情報は、変数自体の初期値を「未設定」とした。未設定時に実装が値を補う項目は「未設定(実効: 値)」と分けた。
- ゲートウェイは
connection.jsonの空ファイル相当、画面のEMPTY_STATE、プロファイル継承を照合した。 - MCP は新規サーバーの
EMPTY_SERVERと、ランタイムの timeout、TLS、並列実行、resources、prompts、sampling の暗黙既定値を照合した。 - 情報画面のバージョン、コミット、更新結果は製品設定ではなく実行状態なので、「固定値ではない」またはストア生成直後の「初期状態」とした。
- ボタン、見出し、エラー表示など保存値を持たない要素は「該当なし」とした。
全設定項目索引 の設定項目表は、すべて画面表示、内部キーまたは内部操作、製品既定値または初期状態を持つ。
意図的に除外した旧情報
Section titled “意図的に除外した旧情報”- 承認モードの旧名称。現行 UI は
manual,smart,off。 - 現行既定値と異なる「ローカルでは永続シェルがオフ」という説明。
- ユーザー固有のモデル、キー、接続状態、MCP サーバー名。ローカルパスは設定値としては記録せず、実画面に表示されたフォールバックラベルだけを挙動確認のため記載。
- ステータスバーの変動する
(+コミット数)を固定ビルド番号として扱う説明。
更新後の再調査
Section titled “更新後の再調査”- 「情報」でバージョンとコミットを記録する。
- サイドバー項目を上から撮り直す。
- 全設定項目索引 と照合する。
- 製品既定値を再取得する。
- 選択肢、説明、保存方式、推奨値を更新する。
- 各ノートの
hermes_versionとverifiedを変更する。
同一コミットの主要ソース
Section titled “同一コミットの主要ソース”対象ビルドの実機コミット 967e078a(完全 967e078ae46e6e748cc2ca36a88e0d0146904f7a)時点のソース。実機 main はリリースタグ v2026.7.20 より先行しているため、タグ時点のソースとは一部内容が異なる(下記 5 本のうち設定サイドバーの index.tsx はタグ時点と同一、他 4 本は差分あり)。
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