スラッシュコマンド一覧
Hermes のスラッシュコマンドは、hermes_cli/commands.py の中央レジストリ COMMAND_REGISTRY で管理され、次の面で使える。
- 対話 CLI・TUI ─ 入力欄で
/を打つとオートコンプリートが開く。ビルトインは大文字小文字を区別しない。 - メッセージング ─ Telegram・Discord・Slack・WhatsApp などのチャットから使う。
- デスクトップアプリ ─ チャットのコンポーザーで
/を打つと主要コマンドを呼び出せる。
インストール済みのスキルも動的なスラッシュコマンド(/<スキル名>)として両面に現れる。
CLI・TUI のスラッシュコマンド
Section titled “CLI・TUI のスラッシュコマンド”| コマンド(別名) | 内容 |
|---|---|
/new [名前](/reset) | 新しいセッションを開始(ID と履歴を刷新)。名前で初期タイトルを指定。now / --yes / -y で確認モーダルを省略 |
/clear | 画面を消して新しいセッションを開始 |
/history | 会話履歴を表示 |
/save | 現在の会話を保存 |
/prompt(/compose) | 次のプロンプトを $EDITOR(Markdown)で作成。長文・整形向け |
/retry | 直前のメッセージを再送 |
/undo | 直前のユーザー/アシスタントのやり取りを削除 |
/title | セッションのタイトルを設定 |
/compress [here [N] | focus 話題 | --preview](/compact) | 会話コンテキストを手動で圧縮(メモリ書き出し+要約)。here [N] は直近 N 往復を残して要約。--preview(--dry-run)で実行せずに結果を下見できる |
/rollback [番号] | ファイルシステムのチェックポイントを一覧・復元 |
/snapshot [create|restore <id>|prune](/snap) | Hermes 設定/状態のスナップショットを作成・復元 |
/stop | 実行中のバックグラウンド処理をすべて停止 |
/queue <プロンプト>(/q) | 現在の応答を止めずに、次ターンのプロンプトを予約 |
/steer <プロンプト> | 割り込みせず、次のツール呼び出しの後に届くメモを注入。進行中のタスクの方向を微調整する |
/goal <テキスト> | ターンをまたいで追い続ける常設ゴールを設定(Ralph ループ的)。補助判定モデルが「完了の証拠」を基準に判断し、未完なら自動継続。/goal status|pause|resume|clear。/goal wait <pid> でバックグラウンドプロセスの完了待ちに切り替え。既定20ターン |
/subgoal <テキスト> | 進行中のゴールへ判定基準を追記。ゴールと全サブゴールが満たされるまで完了扱いにならない |
/moa <プロンプト> | 既定の MoA プリセットで1回だけ実行し、元のモデルへ戻す単発コマンド |
/resume [名前] | 名前付きの過去セッションを再開 |
/sessions(TUI: /switch) | 過去セッションを選んで再開。/sessions search <キーワード> でセッションを検索。TUI ではライブセッション切替 |
/redraw | UI を全面再描画(端末の表示崩れから復帰) |
/status | モデル・プロバイダー・プロファイル・ID・トークン数などのセッション情報+ローカル要約 |
/agents(/tasks) | 実行中のエージェント・タスクを表示 |
/background <プロンプト>(/bg、/btw) | 別のバックグラウンドセッションでプロンプトを実行。完了時にパネルで通知 |
/branch [名前](/fork) | 現在のセッションを分岐(別の道を試す) |
/handoff <プラットフォーム> | CLI のみ。現在のセッションをメッセージングプラットフォームへ引き継ぐ |
| コマンド(別名) | 内容 |
|---|---|
/config | 現在の設定を表示 |
/model [モデル名] | モデルの表示・変更。provider:model、custom:...、ユーザー別名に対応。既定はセッション限定で、プロバイダー切替も含め config.yaml へ永続化されるのは --global を付けたときだけ(model.persist_switch_by_default: true で毎回永続化に変更可)。--once で次の1ターンだけ上書きし、自動で元のモデルへ戻る。新規プロバイダー追加は端末の hermes model。コスト注記: セッション途中の切替はプロンプトキャッシュをリセットする(キャッシュキーにモデルが含まれるため)。次のターンは会話全体をフル入力価格で再読込するので、長いセッションでの頻繁な切替は高くつく |
/codex-runtime [auto|codex_app_server|on|off] | OpenAI/Codex 向けの Codex app-server ランタイムを切り替え |
/personality | 定義済みの人格を設定 |
/verbose | ツール進捗表示を循環(off → new → all → verbose) |
/fast [normal|fast|status] [--global] | 高速モード(OpenAI Priority / Anthropic Fast)を切替。切替は既定でそのセッション限定になり、--global で config.yaml の agent.service_tier へ永続化する |
/reasoning [強度|show|hide|full|clamp] [--global] | 推論の強度・表示を管理。強度は none・minimal・low・medium・high・xhigh・max・ultra の8段階。強度変更は既定でそのセッション限定になり、--global で config.yaml の agent.reasoning_effort へ永続化する。/reasoning full で思考の上限を解放 |
/skin | 表示スキン/テーマを表示・変更 |
/statusbar(/sb) | コンテキスト/モデルのステータスバーを切替 |
/battery [on|off|status] | ステータスバーの色分けバッテリー表示を切替(CLI のみ、既定 off)。設定は display.battery に保存され再起動後も維持。バッテリー非搭載機では on にしても何も表示されない |
/voice [on|off|tts|status] | CLI の音声モード・読み上げを切替 |
/yolo | YOLO モード(危険なコマンドの承認を全スキップ)を切替 |
/footer [on|off|status] | 最終応答のランタイム情報フッター(モデル・文脈%・cwd)を切替 |
/busy [queue|steer|interrupt|status] | 実行中に Enter を押したときの挙動を選択(CLI のみ) |
/indicator [kaomoji|emoji|unicode|ascii] | TUI のビジーインジケータの様式を選択(CLI のみ) |
/timestamps [on|off|status] | メッセージへの [HH:MM] 表示を切替(CLI のみ) |
ツールとスキル
Section titled “ツールとスキル”| コマンド(別名) | 内容 |
|---|---|
/tools [list|disable|enable] [名前...] | ツールの一覧・有効/無効化。無効化はセッションをリセット |
/toolsets | 利用可能なツールセットを一覧 |
/browser [connect|disconnect|status] | ローカル Chromium 系ブラウザへの CDP 接続を管理 |
/skills | オンラインレジストリからスキルを検索・導入・管理。書き込み承認ゲートの審査面(pending/diff/approve/reject/approval) |
/memory [pending|approve|reject|approval] | 書き込み承認ゲートに滞留したメモリ書き込みを審査 |
/bundles | 複数スキルをまとめて読み込むスキルバンドルを一覧 |
/learn <学習対象> | ディレクトリ・URL・直前の作業などから再利用可能なスキルを蒸留。プロジェクトの CONTRIBUTING.md にスキル規約があれば従う |
/journey(/learning、/memory-graph) | 蓄積してきたメモリとスキルの学習タイムラインを表示し、その場で編集・削除(CLI・TUI)。デスクトップでは /journey がメモリグラフのオーバーレイを開く |
/cron | スケジュールタスクを管理(一覧・追加・編集・停止・再開・実行・削除) |
/suggestions [accept|dismiss N|catalog|clear](/suggest) | 提案された自動化を確認・採用 |
/blueprint [名前] [slot=値 ...](/bp) | ブループリントから自動化を設定 |
/curator | バックグラウンドのスキル整備(status/run/pin/archive) |
/kanban <アクション> | マルチプロファイル・マルチプロジェクトの協働ボードをチャットから操作 |
/reload-mcp(/reload_mcp) | config.yaml から MCP サーバーを再読み込み |
/reload-skills(/reload_skills) | ~/.hermes/skills/ を再スキャン |
/reload | .env の変数を実行中セッションへ再読み込み(再起動なしで API キー反映) |
/plugins | 導入済みプラグインと状態を一覧 |
/pet [list|<slug>|scale <倍率>|off] | ペットの切替・採用。/pet で表示切替、/pet list で一覧、/pet <slug> で特定ペットを採用 |
/hatch <説明>(/generate-pet) | テキスト説明から新しいペットを生成(設定済みの画像バックエンドを使用) |
| コマンド(別名) | 内容 |
|---|---|
/help | ヘルプを表示 |
/version | バージョン・ビルド・環境情報を表示 |
/update | Hermes Agent を最新版へ更新(自己更新後、メインスレッドで再起動)。CLI・メッセージング両対応 |
/usage [reset] | トークン使用量・コスト・セッション時間、可能ならアカウント残量を表示。/usage reset で積み立てておいた Codex のレート上限リセットを1回分消化し、上限を即時リセットする(積み立てが無い場合は拒否。--force あり) |
/subscription(/upgrade) | Nous のプラン・残り利用枠・更新日を確認し、その場でプラン変更する(CLI・TUI)。アップグレードは費用プレビュー付きで即時適用(例:「Pay $46.30 & upgrade now」)、ダウングレード・解約は請求期間末に発効する予約制。予約中の変更はバナーで表示され、取り消しもできる。端末内での適用には Remote Spending の許可が必要で、未許可の場合はポータルへ誘導される |
/topup | Nous 残高の確認とチャージ。オーバーレイの番号付きメニューから購入・自動リロード・月次上限を管理する(カード情報は端末では扱わない)。旧 /credits・/billing はこの Remote Spending 画面に統合されている |
/insights | 使用状況の分析(直近30日) |
/platforms(/gateway) | ゲートウェイ/メッセージングの状態を表示(CLI 概要) |
/paste | クリップボードの画像を添付 |
/copy [番号] | 直近(または N 番目)のアシスタント応答をコピー(CLI のみ) |
/image <パス> | 次のプロンプトへローカル画像を添付 |
/debug | デバッグレポート(システム情報+ログ)をアップロードし共有リンクを取得 |
/profile | アクティブなプロファイル名とホームディレクトリを表示 |
終了・動的コマンド
Section titled “終了・動的コマンド”| コマンド | 内容 |
|---|---|
/quit(/exit) | CLI を終了。--delete でセッション履歴も削除 |
/<スキル名> | 導入済みスキルをオンデマンドのコマンドとして起動(例: /gif-search、/plan)。/skill-a /skill-b やること のように先頭へ並べた最大5個のスキルを順に読み込むスタック起動に対応し、入力時はオートコンプリートとゴーストテキストが効く |
ユーザー定義のクイックコマンド(~/.hermes/config.yaml の quick_commands)で、短いスラッシュにシェルコマンドや別コマンドを割り当てられる。
メッセージングのスラッシュコマンド
Section titled “メッセージングのスラッシュコマンド”CLI と共通のコマンド(/new・/status・/stop・/model・/fast・/compress・/goal・/queue・/steer・/background・/curator・/kanban・/memory・/skills・/voice・/reasoning・/usage・/topup・/insights・/blueprint・/suggestions・/footer・/yolo・/reload-mcp・/debug・/update・/help など)に加えて、メッセージング固有のコマンドがある。
| コマンド(別名) | 内容 |
|---|---|
/start | プラットフォームのプロトコルコマンド。初回接続の挨拶を無音で受け、ターンを消費しない |
/sethome(/set-home) | 現在のチャットを配信のホームチャンネルに設定 |
/topic [off|help|session-id] | Telegram DM のみ。ユーザー管理のマルチセッション・トピックモード |
/platform <list|pause|resume> [名前] | 実行中のゲートウェイプラットフォームをチャットから操作 |
/commands [ページ] | 全コマンドとスキルをページ送りで閲覧 |
/approve [session|always] | 保留中の危険コマンドを承認・実行 |
/deny [all] [理由] | 保留中の危険コマンドを却下。/deny <理由>(または /deny all <理由>)で拒否理由がエージェントへそのまま伝わり、方針を修正させられる |
/restart | 実行中を退避してからゲートウェイを再起動 |
Telegram・Discord・Matrix では、/reasoning・/fast を引数なしで実行するとワンタップで選べるネイティブのボタン選択が表示される。ボタン選択に対応しないプラットフォームではテキスト表示にフォールバックする。
破壊的コマンドの確認
Section titled “破壊的コマンドの確認”未保存のセッション状態を捨てるコマンドは、CLI で実行前に確認モーダルを出す。
| コマンド | 失われるもの |
|---|---|
/clear | 画面消去と新規セッション開始(現 ID とメモリ内履歴が消える) |
/new・/reset | 新規セッション開始(ID と履歴が新しくなる) |
/undo | 直前のやり取りを履歴から削除 |
/exit --delete・/quit --delete | 終了し、SQLite 履歴と保存トランスクリプトを完全削除 |
モーダルは「一度だけ承認」「常に承認」「キャンセル」の3択。now / --yes / -y を付けると1回だけモーダルを省略できる。~/.hermes/config.yaml の approvals.destructive_slash_confirm: false で常時無効化できる(安全性も参照)。
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