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プロファイル管理

プロファイルは、モデル・スキル構成・.env・ペルソナ(SOUL.md)をひとまとめにした「構成のセット」。用途ごとにプロファイルを切り替えて使える(例: 既定 / コーディング用 / ローカル非公開用 / リサーチ用 / ワーカー用)。メッセージングの受信をプロファイル単位で振り分けるルーティングや、プロファイル別の承認モードにも対応する。

左側は各プロファイルの名前が並ぶ。「新しいプロファイル」で追加する。プロファイルを選ぶと、右側の詳細にスキル数・.env・パス・モデルが表示される。

項目内容
名前プロファイル名(既定プロファイルには「デフォルト」バッジ)
.envプロファイルごとの環境変数ファイル
パス設定の保存先(既定は ~/.hermes
モデル使用モデルとプロバイダー(例: grok-4.3 · xai-oauth
スキル有効なスキル数

SOUL.md(システムプロンプト / ペルソナ)

Section titled “SOUL.md(システムプロンプト / ペルソナ)”

「SOUL.MD」欄に、そのプロファイルに組み込まれるシステムプロンプトとペルソナの指示を書く。編集して「SOUL を保存」で保存する。プロファイルごとに人格・方針を変えられる。

キーボードショートカットで素早く切り替えられる。

  • 既定プロファイル: ⌘ D
  • プロファイル 1〜9: ⌘ 1⌘ 9
  • プロファイル 10〜18: ⌘ ⌥ 1⌘ ⌥ 9
  • 次 / 前のプロファイル: ⌘ ⇧ ] / ⌘ ⇧ [

プロファイルベースのメッセージルーティング

Section titled “プロファイルベースのメッセージルーティング”

1 つの多重化ゲートウェイが 1 つの bot トークンを共有したまま、特定のサーバー(guild)・チャンネル・スレッドからの受信メッセージを別プロファイルへ振り分けられる。プロファイルごとに設定・スキル・メモリ・シークレット(.env)が完全に分離されるため、たとえば仕事用 Discord サーバーは work プロファイル、趣味サーバーは personal プロファイル、と 1 つの bot で使い分けられる。仕事の会話履歴やシークレットが趣味側のセッションに漏れることはない。

ルールは config.yamlprofile_routes に書く(デスクトップ / ダッシュボードに専用の編集画面はない)。

gateway:
multiplex_profiles: true
profile_routes:
- name: work-server
platform: discord
guild_id: "仕事サーバーのギルドID"
profile: work
- name: hobby-server
platform: discord
guild_id: "趣味サーバーのギルドID"
profile: personal
  • マッチングは「スレッド指定 > チャンネル指定 > ギルド指定」の順に、より具体的なルールが勝つ。どれにも一致しない場合は既定プロファイルが応答する。
  • チャンネル指定のルールは、そのチャンネル配下のスレッド・フォーラム投稿にも適用される(親チャンネル一致)。
  • 環境変数 GATEWAY_MULTIPLEX_PROFILES で多重化の有効 / 無効を運用側から強制できる(優先順位は env > config.yaml > 既定オフ。空文字や未知の値は無視され config.yaml の設定にフォールバックする)。
  • 1 つのプロファイルの設定ミスがゲートウェイ全体を落とすことはない。たとえば副プロファイル側で共有リスナーと衝突するポートバインド型プラットフォームを有効化しても、そのプロファイルだけがスキップされ、他のプロファイルは動き続ける。

手順:

  • 前提: プロファイルが 2 つ以上あり、既定プロファイルのゲートウェイで gateway.multiplex_profiles が有効になっている。
  • 操作: config.yamlprofile_routes を追記し、ゲートウェイを再起動する。
  • 期待結果: ルールに一致したギルド / チャンネル / スレッドの受信メッセージが、指定プロファイルの設定・スキル・メモリ・シークレットで処理される。
  • 失敗時: ルーティングされない場合はゲートウェイのログを確認する。platform / profile の欠落や不正なプロファイル名は、そのルール行だけが警告付きでスキップされる。多重化の設定全般はゲートウェイを参照。

承認モード(手動 / スマート / オフ)はプロファイル単位で保持・同期される。ステータスバーの「承認モード」メニューで切り替えると、いま使っているプロファイルにだけ反映される。プロファイルを切り替えるたびに、そのプロファイルの承認モードが読み直されて表示される(未取得時の表示はスマート扱い)。仕事用プロファイルは手動、隔離済みの実験用プロファイルはオフ、のような使い分けができる。各モードの意味と無条件拒否ルールは安全性を参照。

デスクトップのプロファイル UI 改善

Section titled “デスクトップのプロファイル UI 改善”
  • バックエンドの事前ウォーム ─ サイドバーのプロファイルレールやセッション行にポインタを約 120 ミリ秒とどめると、そのプロファイルのバックエンドが事前起動される。切り替えクリック後の待ち時間が縮む。使用中のプロファイルは対象外。
  • レールの折りたたみ ─ プロファイルが 13 個を超えると、色付きスクエアの帯がコンパクトなセレクトに切り替わる。ドラッグでの並べ替えと長押しでのカラー変更はスクエア表示時のみ使える。
  • 所有プロファイルタグ ─ 「すべてのプロファイルを表示」中は、各セッション行に所有プロファイルの頭文字チップが付く。ツールチップとアクセシブルラベルは「プロファイル: 名前」の形式で、色はプロファイルレールと同じ配色。
  • 削除時の切り替え ─ 使用中のプロファイルを削除すると、ゲートウェイとサイドバーが自動で既定プロファイルへ切り替わる。削除済みのバックエンドに取り残されることがなくなった。

本ページは Desktop アプリ内のプロファイル管理が中心だが、ブラウザの Web ダッシュボードにも関連する機能がある。

  • プロファイルビルダーのステップ化と MCP 認証 ─ プロファイルビルダーが Identity → Model → Skills → MCPs → Review のステップ式になり、MCPs ステップで HTTP サーバーの認証(None / Header の Bearer トークン / OAuth)まで設定できる。最終ステップの「Create profile」を押すまでディスクには何も書き込まれない。
  • MCP の OAuth ログインがダッシュボード内で完結 ─ ポップアップで認可し、完了をダッシュボードが自動検知する。ポップアップがブロックされた場合はエラーが表示されるので、ダッシュボードのポップアップを許可して再試行する。
  • セッションのインポート ─ エクスポート済みセッション(JSON / JSONL)をダッシュボードの Sessions ページから取り込める。
  • メモリプロバイダーの切り替え ─ Plugins ページにプロバイダーカードとガイド付きのセットアップ / 切り替えフローがある。
  • WhatsApp のペアリング ─ ダッシュボードのチャンネル設定から QR コードで WhatsApp をペアリングできる。メッセージング各種を参照。

セットアップコマンドのコピー(Web ダッシュボード)

Section titled “セットアップコマンドのコピー(Web ダッシュボード)”

プロファイルを別環境で再現するためのセットアップコマンドのコピーは、Desktop アプリのプロファイル画面ではなく Web ダッシュボードの Profiles ページで行う。各プロファイルのアクションから「CLI コマンドをコピー」を選ぶと、そのプロファイルを再現するための CLI セットアップコマンドがクリップボードにコピーされる。共有先で実行すれば同じ構成を再現できる。

  • 前提: 少なくとも 1 つのプロファイル(既定)が存在する。
  • 操作: 「新しいプロファイル」で名前と複製元(既定 / なし / 既存プロファイル)を指定して作成する。作成後、モデル・スキルは設定画面やブラウザのビルダーで、SOUL.md は「SOUL.MD」欄で設定する。用途ごとに切り替える。
  • 期待結果: 選んだプロファイルのモデル・スキル・ペルソナでセッションが動く。
  • 注意: プロファイルごとに .env(API キー等)が分かれる。キーが未設定だと対象プロバイダーのモデルは使えない。

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